第2回 FP3級の勉強時間・勉強方法【忙しくても合格できる】【FP3級】

FP3級試験

こんにちは、わみです!

今回は、

  • FP3級を受験したいけど、合格にはどれくらいの勉強時間が必要なんだろう?
  • FP3級合格にはどういう方法で勉強すればいいの?

こんな疑問を抱いている方に、自分の体験をもとに、説明していきたいと思います!

勉強時間

FP3級合格に必要な勉強時間は一般的には80~150時間程度とされているようです

ですが、勉強時間は人によってかなり差があると思います

自分の場合は試験の3か月前から勉強を始めて、合計35時間程度の勉強時間で合格できました

これは、宅建や公務員試験を通して、すでに身についている知識があったという面が大きいです

FP3級は幅広いジャンルの知識が問われることから、基礎知識がすでに身についているジャンルがある場合は20・30時間程度で合格できると思います

実際に参考書を手にとって、自分が知っているジャンルがあるか確認してみると良いです

知っているジャンルがそれなりにあれば30時間程度、どのジャンルの知識も全くないという場合は100時間以上が目安になるかと思います

これを逆算して考えると、知識が全くない場合でも3か月前から1日1時間勉強して、休みの日などにプラスアルファの勉強をすれば合格できることになります

忙しい方でも計画立てて勉強すれば十分合格できる試験ということがわかります

勉強方法

FP3級の勉強としては、次の3つのステップを踏んでいけばバッチリだと思います

  1. 教科書を読んで体系的に学ぶ
  2. 問題集を解いて解説を読む込む
  3. 過去問・予想問題を時間を意識しながら解く

では、1つずつ見ていきましょう

1.教科書を読んで体系的に学ぶ

1つ目のステップは「教科書を読んで体系的に学ぶ」です

前述のとおりFP3級は幅広いジャンルが問われるため、大体の人は知らないジャンルの知識のインプットも必要になります

なのでまずは、教科書を読んで知識を入れていくところから始めましょう

そして、ただ漫然と教科書を読んでいくのではなく、体系的に、つまり自分が何のどこを勉強しているのか意識して読んでいくと頭に入りやすいと思います

(これはFP3級に限らずどんな試験勉強にも通じます)

逆にこれを意識しないと、頭に入りにくいだけでなく、自分が試験範囲のどこを勉強しているのか迷子になってしまう可能性があります

雑然と並べられた本棚よりも、ジャンルごとに整理された本棚からの方が目当ての本を探しやすいのと同様に、体系的な知識はアウトプットしやすいものです

自分は教科書、問題集、予想問題いずれもTACから出ているものを使用しました(教科書、問題集は「みんなが欲しかった!」シリーズ、予想問題は「○年○月試験をあてるTAC直前予想模試」)

その教科書には、全部を読み切ってからではなく、ジャンルごとに読んで問題集を解いて…という旨の勉強方法が記載されていましたが、

自分は一度全体を読んで知識の本棚の大枠を作ってから問題に入りました

勉強方法に絶対解はないのは前提として、個人的には流し読みでもいいので一度全体を読んで体系をつかんでから問題解くことをおすすめします

2.問題集を解いて解説を読む込む

2つ目のステップは「問題集を解いて解説を読む込む」です

1つ目のステップで入れた知識をアウトプットする訓練をしましょう

最初はわからない問題や間違える問題もあるかもしれませんが、試験本番以外はどれだけ間違えても大丈夫なのでどんどん解いていきましょう

そして、一番大事なことは解説を読み込むことです

わからなかった箇所や、間違えた箇所、解けたけどたまたまだった箇所などの解説をしっかり読み込んで欠けていた知識を埋めていきましょう

解説を読んだうえで、理解が足りていなかった箇所については教科書にも戻って知識をより確実のものにしていきましょう

このアウトプット・インプットを何周かしていくうちに、広い範囲でも知識が定着していきます

自分の場合は、問題集を2周したあと、3周目は1,2周目に間違えた問題に絞って問題演習をしました

3.過去問・予想問題を時間を意識しながら解く

3つ目のステップは「過去問・予想問題を時間を意識しながら解く」です

試験1週間前程度の時期には、過去問や試験本番と同じ形式の予想問題を解いて解く時間の感覚をつかみましょう

時間帯など、できるだけ本番に近い環境で取り組むとなお良いです

試験時間が余裕そうであれば、マークミスがないかの確認に時間をかける、計算問題は検算もする、といった戦略が立てられます

逆に時間に余裕がない場合は、時間を縮めるための工夫をしてみましょう

当然ですが、このステップでも、間違えた問題等はしっかり解説を読んで、本番では得点できるように理解しておきましょう

おまけ・試験当日の雰囲気

上のステップを踏んで勉強するだけでなく、試験当日の雰囲気を知っておくことで、緊張も和らぐと思います

というわけで、自分が経験した試験の雰囲気をお伝えします

  • 時間ぎりぎりまで入室できない
  • 試験中に本人確認がある
  • 学科試験は8割くらいの人がすぐ退出する
  • 電卓の音が響く

時間ぎりぎりまで入室できない

試験開始30分前に開場、20分前までに着席というスケジュールになっていましたが、本当にこの時間になるまで入室できませんでした

そのため、試験会場の建物の内外に受験者の人だかりができていました

当日は外で待つことになっても大丈夫なように、服装に注意しておきましょう

また、開場してから、入室・着席まで時間があまりないのでお手洗いにも注意しておきましょう

試験中に本人確認がある

資格試験になれている人は当たり前と感じる人もいるかもしれませんが、試験中に本人確認があります

計算問題を解いているときに確認されると集中が途切れてしまうかもしれないので、本人確認があることを事前に意識しておきましょう

併せて、試験当日本人確認書類を忘れず持っていきましょう

学科試験は8割くらいの人がすぐ退出する

学科試験は試験時間が2時間で、試験開始から1時間経った後に解答を提出して、退出することができます

時間になると、試験官から退出する人は順番に退出するよう指示があるのですが、そのタイミングで8割くらいの人が退出していました

試験官から指示や退出する受験者で会場がやや騒がしくなるので、時間をかけて解きたい人は集中が途切れないよう事前に把握しておきましょう

電卓の音が響く

試験には一般的な電卓の持ち込みが可能です(関数電卓等は持ち込めません)

計算問題もあり大体の人が持ち込むため、電卓の音が響きます

雑音が響く中での試験になることを頭にとどめておいてください

まとめ

ここで、今回のまとめをしたいと思います!

今回はFP3級合格のための

  • 勉強時間
  • 勉強方法
  • 試験当日の雰囲気

を説明しました

勉強方法

  • 一般的には80~150時間程度とされているが、人による
  • 知識がある人は30時間程度、ない人は100時間以上が目安

勉強方法

  • 教科書を読んで体系的に学ぶ →全体の体系を把握し、どこを勉強しているのか意識する
  • 問題集を解いて解説を読む込む →アウトプット・インプットを繰り返して知識を定着させる
  • 過去問・予想問題を時間を意識しながら解く →解く時間の感覚をつかんで戦略を立てる

試験当日の雰囲気

  • 時間ぎりぎりまで入室できない
  • 試験中に本人確認がある
  • 学科試験は8割くらいの人がすぐ退出する
  • 電卓の音が響く

以上です!

FP3級合格を目指している人の参考になれば幸いです

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わみでした

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